私自身も積極的に参加して学びました。(余談ですが、経営者自身が参加すると浸透効果は高いと思います)
そこでは、今まで正しいと思っていた言葉遣いや、所作に大きな誤りがあると気付かされました。
礼儀正しいと思って行っていたことが、実は大変失礼なことだったり…
こうしたマナーなどは一度習得してしまえば、生涯をかけてペイできるものですから、教育のコストパフォーマンスとしては最高なんじゃないでしょうか。
研修後は、接遇の専門家に教わったという事実があるので、私たちも堂々と振舞うことができるようになりました。
また、上場企業などではビジネスマナーなどの研修を入社時に行うので、社員さんたちは素晴らしい対応、言葉遣いができます。
そんな彼らと取引をしたい場合、私たちが彼らと同じように学んでないわけにはいきません。
幸い、弊社では早い段階から社員教育に取り入れておりましたので、社員や会社が恥をかく事はありませんでしたし、お客様を不快にさせることはありませんでした。
一つ上の企業とお付き合いする場合、一つ上の「何か」が必要だと感じています。
それは、技術や製品などよりも、お客様企業水準で当たり前の「ビジネスマナー」なのかもしれません。
技術や製品での差別化は容易ではありませんが、教育での差別化は容易ですし、何よりコストパフォーマンスに優れています。
経営者としては、こうした事実に気づいているライバル企業が少ない内に取り入れるべきだと感じています。
営業を10年近くやっている中で、使ってきた言葉遣いに正しくない表現が含まれていた事や、「伝えた」ではなく「伝わったか」どうかが肝心であるといった内容は、一方通行のコミュニケーションを行っていたのではないか?とドキッとしました。
「話が上手」と言われる事や「面白い」と言われる事が多いと、それだけで”コミュニケーション能力が高い”と勘違いしていた事に気付けました。
手に職が無い営業の武器の1つはコミュニケーション能力だと思っていたので、研修内容は良い意味でショックが大きく、身に付けなければならないと感じられました。
また、教わった内容を使い続け、社内に浸透するように研修を行っていると理解が深まり、自分自身が出来ていなければ研修を行う立場に無いと思い、継続する事の重要性を身をもって体験出来ています。
これらの継続からお客様との話題に幅が出来たり、感心されたりと、社会から選ばれる要素を担っていると感じています。
今では、距離感の近いお客様に対して凄く抵抗のあった「ごめんくださいませ」の一言で電話を切る決まりのマネをしてくれるお客様やパートナー様まで増えました。
”弊社社員としての決まり”は良い相乗効果を生み出し「親しき仲にも礼儀あり」が受け手にも伝わった成功体験だと言えます。渡辺先生からの研修は大きな出会いとなりました。
この財産を皆と守り続け社会に選ばれる人であり企業でありたいと思います。
ありがとうございました。
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